2023年8月8日
埼玉県立熊谷農業高校での研修会に参加して
8月3日木曜日、理事長の服部充先生が、埼玉県立熊谷農業高校に行ってきました。
熊谷農業高校とピノキオ幼稚園との交流がきっかけで、県内の農業高校の先生方との勉強会に、講師として呼んでいただきました。
お話をさせていただいた内容は、「幼稚園とはどういうところか」、「幼稚園やその他の幼児施設との違いについて」、「幼稚園教諭の職務内容」や「園児との交流時に高校生に求めるもの」などです。
素晴らしい環境を生かし、「総合人間教育の場」としての農業高校・・・熊谷農業高校は広大な敷地・実習園があり、幼稚園児も大変お世話になっています。
苗植えや稲刈りの時は、高校生が園児たちに優しく教えてくれます。子どもたちにとって、家族や親戚、友達や幼稚園の先生以外の人たちと一緒に活動することは、とても貴重な体験だと思います。
当園では、毎年のように、熊谷市立秦小学校での交流会や、男沼小学校でのアジサイ見学&交流会、妻沼西中学校でのどんぐり拾いなど、小学校や中学校でも、いろいろな体験をさせていただいています。異年齢との交流や、違った環境の中での体験は、とても有意義だと思っています。
今回の研修では、熊谷農業高校からは校長先生の他、園児の田植え・稲刈り体験の時にお世話になっている先生が参加され、県内遠方の農業高校の先生方は、オンラインで研修に参加される等、皆様、熱心に参加されていました。
実践例として、お米作りや芋作り、鳥・魚・蚕の飼育、傷病野生鳥獣保護ボランティアなど、幼稚園で取り組んでいる活動のお話もさせていただきました。
知的好奇心や科学的探究心を育むため、飼育や栽培について、例えば家蚕と野蚕の対比・比較等が大事だというお話は、高校の先生方にとっても興味深かったようです。
最後は、温暖化や食料不足を解消するための昆虫飼育、地球環境教育等についてもお話させていただき、1時間の研修は終了しました。
今回、このような機会を与えていただき、あらためて幼稚園のことや、取り組んでいる活動内容を振り返る良い機会となりました。
ありがとうございました。
ピノキオ幼稚園